2月12日に韓国でリリースされたJYJ・ジェジュンの最新ソロアルバム『NO.X』は、発売から2日で韓国のCDショップで在庫切れ、iTunesでは発売日当日に日本、台湾、香港、マレーシア、シンガポールなど計9カ国で総合チャート1位を獲得し、話題沸騰中。
今回、KLGはリード曲『Love you more』を手がけた韓国の音楽プロデューサーデュオ・“Ye-Yo!”の取材に成功。入隊直前まで行われたという制作エピソードを聞くことができました。
――『NO.X』がすごい反響ですね。
Ye-Yo!(以下:Y)「そのようでうれしいです。僕たちはテワンさんと一緒にタイトル曲の『Love you more』の作曲と編曲をしました」
――プロデュースへ参加するに至った経緯を教えてください。
Y「共同制作したテワンさんとは、以前から歌謡曲のほかにも多くの音楽制作をしてきました。そのなかで、ジェジュンさんの所属事務所であるC-JeSエンターテインメントからテワンさんと僕たちのデモがほしいと連絡があり、『Love you more』を作りました。曲が完成してから3年、収録が決定してから2年が経っていたので、タイトル曲になるとは僕たちも発売の直前まで知りませんでした。ジェジュンさんにとても感謝しています」
――レコーディングはいつ行われましたか?
Y「2015年の1月でした。とても歌が上手な方なので一日でレコーディングを終えました。ジェジュンさんとの作業も楽しかったですが、演奏者さんたちとの作業も非常に楽しかったです」
――ジェジュンさんの印象を教えて下さい。
Y「明るい方ですよ。ずっと歌手活動をしてきた人なので、こちらから何か指示を出さなくても、曲のポイントを理解して歌ってくれました。レコーディング中にアドバイスの必要がなかったくらいです。後から聞いたのですが、ジェジュンさんはデモを受け取った瞬間から『Love you more』を気に入って、ずっと聴きながら練習していたそうです」
――入隊は昨年の3月31日。ぎりぎりまでアルバム制作をしていたそうですが?
Y「そのようですね。『Love you more』のミュージックビデオは入隊の10日前に撮影したとアルバムの発売直前に制作会社の方から聞きました」
アルバム発表直前の今月9日と10日には東京・代々木第一体育館でホログラムコンサート『2016 Kim Jae Joong 2nd Album Hologram real live Concert in Japan』を開催。会場を訪れたファンからは「本当にそこにいるようでした」と喜びの声が続出。入隊中もファンを思い続けるジェジュンの気持ちが伝わってきました。
『Love you more』MV
《プロフィール》
Ye-Yo!(イェヨ)
OKとJinhoで構成された韓国の大衆音楽プロデューサーデュオ。Hiphop、バラード、ダンス、クラシックなど幅広い分野をカバー。代表曲はヒョリン(SISTAR)の『Massage』、ニエル(TEENTOP)の『電話して』、B.A.Pの『Take you there』など。このほかにも多くの歌手に楽曲を提供し、新しいシンドロームを作り出す新鋭プロデューサーとして注目を集めている。
Ye-Yo!公式HP:http://www.yeyosound.com/
同じく『Love you more』を手掛けたテワンのインタビューはこちらから!
●韓国音楽シーンになくてはならない男!TAEWANにインタビュー 前篇
●韓国音楽シーンになくてはならない男!TAEWANにインタビュー 後篇