26日(金)から後継番組として、ヒップホップ・サバイバル番組「SHOW ME THE MONEY8(以下SMTM)」の放送が開始されます。
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その過程で見える出演者の人となりやチームの人間模様・・・
ヒップホップには興味がないというあなたでも、「プデュ」ファンであれば絶対にハマるはず。
放送開始直前!番組を楽しむためのポイントを解説します。
ここさえおさえておけばOK!「SMTM」3つのポイント
No.1ラッパーを決めるヒップホップ・サバイバル番組「SMTM」。
2012年の放送開始以降、年に一度のペースで制作され、今回でシリーズ8作目となる人気番組です。
国内外から参加者を募り、たび重なる審査を経て優勝者を決定します。
全10回に渡り放送された前シーズンの審査の流れは、以下の通り。
〈予選〉
映像審査(1万3,000人→1,000人)
↓
———–プロデューサーによる審査———–
各プロデューサーによる個人審査(1,000人→140人)
↓
全プロデューサーによる個人審査(140人→60人)
↓
2人or3人での対抗戦(60人→24人)
↓
グループ対抗戦(24人→24人 ※番組至上初の脱落者なし)
↓
プロデューサーによるステージ披露
↓
チーム分け(24人→16人 ※マッチングの結果チームの定員がオーバーした場合、プロデューサーが脱落者を決定)
↓
チームでの音源ミッション(16人→12人)
↓
———–観客による審査———–
チーム対抗ディス戦
↓
〈本選〉※ここからトーナメント形式
↓
一次審査(12人→6人)
↓
セミファイナル(6人→3人)
↓
ファイナル(3人から優勝を決定)
「あれ、なんだか複雑・・・?!」と思った方もご安心を!
まずは以下の三点をおさえておけばOK!
1. 「SMTM」はチーム対抗戦
まず、「SMTM」の特徴の一つはチーム制であること。
ラッパーはチームに所属し、各チームのプロデューサーのバックアップのもと優勝を目指します。
つまり、No.1ラッパーと共にNo.1プロデューサーを決める戦いでもあるのです。
とはいえ、前シーズンでは1万3,000人もの応募があった同番組。
全員をプロデュースできるわけではありません。
そのため、番組の序盤ではプロデューサーが審査員となって参加者を選抜。
選ばれたラッパーのみがチームの一員となり、共に優勝を目指します。
2. 出演者全員が現役アーティスト
上記の通り、参加者の他に出演するのがプロデューサー。
実はこのプロデューサーも、いわゆる「PDニム」ではなく現役のヒップホップ・アーティスト。
普段は同じ土壌で活躍する彼らが、それぞれ参加者とプロデューサーとして出演することになるのです。
そのためチーム結成後も、一方的に指導するというより、共にステージを作っていくイメージ。
今シーズンのプロデューサーは、ラッパーのVerbal Jint、Swings、Mad Clown、GIRIBOY、Kid Milli、BewhY、そしてビートメーカーのBOYCOLDとmillicの総勢8名。
番組放送に先駆けて公開されたMVを見れば、プロデューサー陣のレベルの高さがわかるはず。
[SMTM8] PRODUCER CYPHER MV
3. 「SMTM」審査の流れ
毎度新しい試みがなされる「SMTM」。
前シーズンでは参加者に賞金が掛けられるベッティングシステムが導入され、話題となりました。
今回も新たなシステムが取り入れられるようですが、基本的に審査の流れは同じ。
プロデューサーが参加者を審査し選抜
→選抜された参加者がプロデューサーを評価
→プロデューサーと参加者のマッチングを行いチームが決定
→チームごとに参加者をプロデュースし観客が審査
ヒップホップの知識がなかったとしても、その点だけ理解しておけば十分に楽しめます!
プデュ好きのための「SMTM」見どころを紹介
「SMTM」の楽しみ方をご紹介!
1. 推しを決める!
「プデュ」の「pick」のように、「SMTM」も「推し」を決めればより番組を楽しめます!
番組には大衆的人気を誇るアイドルから、アンダーグラウンド・シーンで支持されるラッパーまで、多種多様なヒップホップ・アーティストが参加。
まず、アイドルラッパーとしては過去にiKONのBOBBYやSEVENTEENのバーノン、X1のメンバーに決まったスンヨンらが出演。
今回は「PRODUCE101」シーズン2や「MIXNINE」でもおなじみのウ・ジニョンの姿が。
事前番組でも取り上げられています。
[왓업쇼미 Part1-3] 화제의 재참가자, 보이콜드&밀릭의 pick은?!
そのほか、あどけなさの残るYoung Bは、1999年生まれながら「高等ラッパー」で優勝経験を持つ実力者。
前シーズンにも出演したEKは、ダンスパフォーマンスで観客を圧倒しました。
様々な角度から、ぜひあなたの推しを見つけてみてください。
2. ラッパーの人間性に注目
サバイバル番組の見どころの一つである物語性。
普段メディアに出演する機会の少ないラッパーたちの人間性が見えるとあって、「SMTM」でも要注目のポイントです。
前シーズンで印象的だったのが見事優勝を果たしたnafla。
もともとヒップホップ・ファンの間では実力者として有名だった彼。
当初、出演理由として「お金」を挙げていましたが、番組の後半で、実はレーベルの存続のために出演したことを明かしています。なんと優勝賞品であった車はレーベルのメンバーLoopyにプレゼントしたそう。
最終回で、彼のプロデューサーをつとめたGIRIBOYが涙を流す姿も印象的でした。
このように、普段のステージでは知り得ない姿を見られるのが番組の魅力。
意外な一面を垣間見て、好感度が高まること間違いなし。
3. ここでしか見られない超豪華ステージ!
そして何より、一番の見どころはステージパフォーマンスです!
普段はシンプルなステージでライブを行うことの多いラッパーが、豪華なセットや演出のもとパフォーマンスを行う姿を見られるのも「SMTM」ならでは。
オリジナル音源にはゲストが参加し、チョンハやMAMAMOOといったアイドルのほか、元2PMのパク・ジェボムや「プデュ」でも楽曲提供をしたZICOの姿が。
もちろん、普段アンダーグラウンド・シーンで活躍する大物も多数出演します。
また、毎シーズン、番組で発表された曲は音源チャートを独占。
「プデュ」のポジション評価の課題曲「거북선」も「SMTM」の音源ミッションで誕生した曲でした。
[MV] Song Minho, Andup, Ja Mezz – ‘Turtle Ship’
さて、いかがでしたでしょうか?
ヒップホップが大衆的人気を誇る韓国ですが、そのきっかけとなった番組こそ「SMTM」。
番組を通じてヒップホップを知った人も多いということです。
「プデュ」に続き、この夏は「SMTM」から目が離せません!
HERI
Ksalonメンバー。都内在住の26歳会社員。
SEVENTEENのコンサートでK-POPアイドルのクオリティに衝撃を受け、以来BTS、JBJ…と追いかけるように。韓国語を学び始めてからはさらに韓国熱が増し、最近はK-HIPHOPに夢中。ジャンルを問わずエンタメ全般をご紹介していきます。
Instagram:@4751_pp