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photo:EXID Instagram:@exidofficial

デビュー8年目のEXIDに学ぶ!大人女子のセルフプロデュース術

BTS(防弾少年団)の後輩TXTやWanna One出身メンバーが所属するAB6IX・・・デビュー前から世間を賑わす新人が続々登場する今のK-POPシーン。
そこでポジションを確立し長く活動を続けられるグループはそう多くありません。

そんな中、今年デビュー8年目を迎えたガールズグループ EXID
安定的にカムバックを続け、現在は新曲『Me & You』を引っさげ音楽番組に出演中です。

EXID – Me & You

EXIDのメンバーは5人。

画像左から
へリン(リードボーカル)
ソルジ(リーダー、メインボーカル)
ハニ(リードボーカル、メインダンサー)
ジョンファ(メインダンサー、サブボーカル、リードラッパー)
LE(メインラッパー)

平均年齢27歳の彼女たちとは同世代というKLG読者も多いはず。

競争の激しいK-POPシーンで、EXIDが今もなお第一線で活躍を続けられる秘訣とは何なのでしょうか。
大人女子要必見!「セルフプロデュース」というキーワードから、EXIDの魅力をひも解きます。

人気アイドルの必須条件「セルフプロデュース」

楽曲から振付までをメンバー自らが手掛けるSEVENTEENをはじめ、「セルフプロデュースアイドル」と呼ばれるグループの存在が目立つ昨今。
今でこそ珍しくありませんが、数年前まではBlock BやBTSなど、セルフプロデュースを行うアイドルは限られていました。
一方、彼らの今の活躍ぶりを考えると、それこそが生き残る条件だったとも言えそうです。

そして、競争に勝ってきたEXIDはまさに「セルフプロデュースアイドル」。楽曲からステージまで、EXIDは彼女たち自身が築き上げてきたものなのです。

①メインラッパーLEによる楽曲プロデュース

『Hot Pink』『I Love You』をはじめ、一度聴いたら忘れられない「EXID印」の曲の数々。

EXID – Hot Pink

EXID – I Love You

これらタイトル曲を生み出した人物こそ、メインラッパーをつとめるLEです。

実はヒップホップのアンダーグラウンド・シーンでの活動経歴を持つ彼女。
今も語り継がれるヒップホップ・クルー、Jiggy Fellazに所属し、当時クルーのメンバーが発表した楽曲にも参加しています。

언터쳐블 – Jiggy Get Down

EXIDとしてのデビュー前、JYP主催の公開オーディションでは圧倒的支持で1位を獲得するなど、ラップの実力は折り紙つき。

そんな音楽的才能にあふれた彼女が、EXIDの楽曲の作詞作曲プロデュースに参加しています。

2015年には、LEプロデュースの楽曲3タイトルがチャート1位を獲得。それだけの人気曲をメンバー自らが手掛けるガールズグループは他に例がありません。

彼女たちの楽曲は、耳に残るキャッチ―さと共に、メンバーの伸びやかな歌声が印象的。
歌唱力を競うバラエティー番組『覆面歌王』に全員が出演するほどの実力をもつEXIDですが、メンバーであるLEのプロデュースが、それぞれの魅力を最大限に引き出すことに成功しています。

②ハニが先導!目を離せないセクシーなステージ

楽曲に加え、EXIDを象徴するもう一つの要素がステージパフォーマンス。

それを先導するのがビジュアル担当のハニです。

抜群のスタイルと人形のような顔はもちろん、カムバックのたびにがらっと変わるヘアメイクは、性別問わず話題を集めています。
赤髪と青のカラーコンタクトが印象的な『Lady』のビジュアルは、メンバーであるジョンファのすすめだったとか。

そしてビジュアル以上に目を引くのが、パフォーマンス中の表情やしぐさ。

『DDD』スーツバージョンでは、その中性的な色気に思わず見とれてしまいます。

EXID – DDD PRACTICE VIDEO Suit ver.

そもそもEXIDが知名度を得たきっかけも、ステージパフォーマンスにありました。

実は2012年のデビューから2年ほど、日の目を見ることのなかった彼女たち。
今でこそ誰もが知るEXIDの代表曲『Up & Down』も、2014年のカムバック当時はチャート50位にも入りませんでした。それを変えたのが、YouTubeにアップされたファンによるハニのステージ映像。
セクシーなパフォーマンスが話題を呼び、世間の注目を集めた彼女たちは、音楽番組での活動を再開、なんと番組で1位を獲得するまでに。
「チャート逆走アイドル」として、一気にスターダムにのし上がったのです。

ハニいわく、ステージには「別人を演じるつもりで」臨むとのこと。
ハニのみならず、パフォーマンス中のEXIDは、普段の明るく天真らんまんなイメージとは全く異なります。
ステージでの姿は、自分たちのことをよく理解している彼女たちが、自ら作り上げているものと言えそうです。

***

以上のように、楽曲からステージまで、セルフプロデュースによって自らのカラーを確立し、K-POPシーンで確かな立ち位置を築いてきたEXID。
さらに、自分の魅力を把握しそれを表現するのは、経験を重ねベテランになった今だからこそできること。
その在り方は、アイドルならずとも、一人の大人として見習っていきたいものです。

そんなEXIDが解散?!気になる今後は

さて、そんな彼女たちから先日衝撃の発表が。
事務所との契約更新に際し、ハニとジョンファの二人は再契約せず事務所を移籍するとのこと。
解散は公式で否定されているものの、今後の行く末が気になるところです。
事務所は異なりながらもデビューしたJBJ95(現在は同事務所)の例がありますが、EXIDにも、今後の活動を継続してくれることに期待するばかりです。

一方で、昨年日本デビューした彼女たち。
日本での活動については今後1年続けることを発表しています。

夏には東京、名古屋、大阪、福岡と4都市をまわるツアーも予定。
この機会に、彼女たちの魅力あふれるステージを観に行ってみてはいかがでしょうか?

HERI


Ksalonメンバー。都内在住の26歳会社員。
SEVENTEENのコンサートでK-POPアイドルのクオリティに衝撃を受け、以来BTS、JBJ…と追いかけるように。韓国語を学び始めてからはさらに韓国熱が増し、最近はK-HIPHOPに夢中。ジャンルを問わずエンタメ全般をご紹介していきます。

Instagram:@4751_pp

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