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photo:TABLO Instagram:@blobyblo

BTS(防弾少年団)と共演!K-HIPHOPのレジェンド級アーティストを紹介

「ビルボード・ミュージック・アワード2019」では、三年連続のトップ・ソーシャル・アーティスト賞、そして初となるトップ・デュオ/グループ賞を受賞し、見事二冠を達成したBTS(防弾少年団)
ステージでは新曲『Boy With Luv』のパフォーマンスも披露しました。

今や楽曲のジャンルを問わない彼らですが、デビュー当時のコンセプトはヒップホップ・アイドルグループ。メンバーのRMやSUGAにはかつてアンダーグラウンド・シーンで活動していた過去もあり、世界で活躍する今も、たびたび韓国ヒップホップ・アーティストとのコラボを披露しています。

今回は、彼らがこれまで共演したアーティストの中から、韓国ヒップホップ・シーンの超大物3組をご紹介します!

1. Drunken Tiger(Tiger JK)

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BTSで唯一オーディションを介さず候補生となったRM。アンダーグラウンド・シーンでの活動がラッパーSleepyの目にとまり、事務所関係者に紹介されたのがきっかけだったそう。

デビュー前からその実力を認められていたRMですが、最近ではDrunken Tigerとの共演が話題となりました。

Drunken Tigerは1995年、Tiger JKとDJ Shineの二人によって結成されたヒップホップ・グループです。実は韓国ヒップホップが誕生したのは1990年代前半と比較的最近のことで、創成期に活躍した彼らは韓国ヒップホップのパイオニアとも称されます。

2000年にはTiger JKの妻でもあるユン・ミレと共にヒップホップ・クルーMovementを設立。今回紹介するEpik HighとDynamic DuoはいずれもMovementの出身であり、同クルーが及ぼした現在のヒップホップ・シーンへの影響ははかり知れません。

2005年にDJ Shineが脱退して以降は、昨年2018年までTiger JKがソロでDrunken Tigerとしての活動を続けてきました。

RMがフィーチャリングした楽曲『Timeless』が収録された『Drunken Tiger X:Rebirth of Tiger JK』は、昨年11月にDrunken Tigerのラストアルバムとして発表されたものです。

そんなTiger JKですが、今年4月にはかつて患っていた難病・脊髄炎が再発したことを公表。現在は闘病のかたわらアーティスト活動を継続しています。

Drunken Tiger – Timeless feat. RM of BTS

2. Dynamic Duo

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BTSが初めて「ビルボード・ミュージック・アワード」でトップ・ソーシャル・アーティスト賞を受賞した2017年、RMが共演したのがDynamic DuoのメンバーGaeko。彼のシングル『Gajah』にフィーチャリング・アーティストとして参加しています。

Dynamic DuoはGaekoと彼の幼い頃からの親友Choizaの二人から成るヒップホップ・デュオ。Choizaについては元f(x)のソルリの元彼と聞いてピンとくるK-POPファンも多いはず。

2004年に正式デビューした彼らは、その2年後にレーベルAmoeba Cultureを設立。同レーベルはバラエティー番組に出演し人気を博したSupreme Teamほか、最近では「高等ラッパー3」での活躍が話題となったRhythm Powerなど、テレビでもおなじみのアーティストを多数輩出しています。

RMとSUGA、両者とフィーチャリング経験のあるラッパーYankieもAmoeba Cultureの所属です。

Dynamic Duoといえば、昨年Wanna Oneのユニットをプロデュースしたことでも話題に。自身も歌番組で1位を獲得するなど、アイドルに負けない大衆人気を誇っています。

一方で「SHOW ME THE MONEY777」の優勝者naflaが最も好きなアーティストに彼らを挙げるなど、同業者にファンが多いことでも有名。メジャー・アンダーグラウンドを問わず厚い支持を受ける、貴重な存在です。

Gaeko – Gajah (Feat. Rap Monster)

3. Epik High

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BTSでは作詞・作曲・編曲と、あらゆる面から楽曲制作に携わるSUGA。一昨年には自身がプロデュースしたSURANの『Wine』がチャートで一位を獲得し、「2017 MelOn Music Awards」でホット・トレンド賞を受賞するなど、その実力は周知の通り。そんな彼に多大な影響を与えたアーティストこそEpik Highです。

2003年にアルバム『Map of the Human Soul』でデビューしたEpik Highは、TABLO、Mithra眞、DJ Tukutzの三人から構成されるヒップホップ・グループ。2005年発表のシングル『Fly』をはじめ、ヒット曲を多数生み出しています。

一時はトラブルに巻き込まれ活動停止の事態にまで追い込まれたものの、その後シーンの第一線に見事復活。

デビューから16年が経つ今も圧倒的な支持を得ており、その人気は今年3月に発売されたアルバム『Sleepless In __________』の全収録曲がリアルタイムチャートTOP10にランクインするほど。その中の一つが、SUGAがプロデューサーとして手掛けた楽曲『Eternal Sunshine』です。

SUGAがEpik Highをきっかけにラップを始めたことはファンの間では有名な話ですが、それが今や楽曲提供をするまでの関係性に。SUGAのみならず、Tabloが設立したレーベルHIGHGRND出身のバンドHyukohなど、Epik Highはヒップホップのジャンルを越えて、世界で活躍する韓国のアーティストに大きな影響を与えています。

Epik High – Eternal Sunshine

HERI


Ksalonメンバー。都内在住の26歳会社員。
SEVENTEENのコンサートでK-POPアイドルのクオリティに衝撃を受け、以来BTS、JBJ…と追いかけるように。韓国語を学び始めてからはさらに韓国熱が増し、最近はK-HIPHOPに夢中。ジャンルを問わずエンタメ全般をご紹介していきます。

Instagram:@4751_pp

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