台湾と韓国のハーフで歌手として台湾で活躍する畢書盡Bii(ビー)。
今回はそんな彼の魅力を徹底紹介!!
そのルックスの良さだけではなく、彼の音楽の才能にもファンは惚れ込む。
実は彼は辛い経験を経たからこそ、必死にチャンスを掴み、今の地位を築き上げたのだ。
Biiは17歳まで韓国で母親、弟と共に過ごし、父親は中国で仕事をしている。
父親の友人の紹介で、イーグル音楽プロダクションの創始者である李亞明(リー・ヤーミン)と出会い、台湾へと移住し、中国語、楽器、作詞作曲、ダンスなどのトレーニングを始めた。
しかし言葉の壁などもあり慣れない国で孤独を感じ、徐々にレッスンに遅刻したり、集中しなくなってしまったという。
ついには事務所はBiiを諦めてしまった。そんなBiiに怒った父親は彼に工場でアルバイトをさせた。
一人暮らしを始め、父親とも連絡を取らなくなり、お金もなく生活が苦しくなり、食べるものにも困った。
生きることに絶望していたそんな時、良い友達に出会い、お互い刺激を受けたという。
今までの自分の態度を反省し、再び音楽の夢を抱いた。父親はそんなBiiの成長を喜んだ。
Biiは台湾に戻り、李亞明からもう一度チャンスをもらった。
基礎から学び直したBiiは2010年10月についにファーストアルバム『Bii Story』をリリース。ドラマのオープニング、エンディングテーマにも起用された。
翌年、彼は一年間入隊。
2013年にはアルバム『Come back to Bii』をリリース。歌詞は中国語、韓国語をミックスした。
2014年に3rdアルバム『Action Bii』では半分をBiiが制作。
2016年6月に4thアルバム『I’M Bii TO THE DOUBLE i』をリリースし、一ヶ月後には初めて大規模なワンマンコンサートを台湾で開催した。
台湾だけではなく、海外から来たファンも集まり、大いに盛り上がったコンサートは彼が真の人気を獲得した瞬間でもあった。
Biiの魅力は心から癒される優しい歌声だけでなく、ギター、キーボード、ドラムなど様々な楽器を演奏でき、さらにはバラエティー番組に出演すれば、明るいリアクションでファンを惹きつけるなど挙げきれない。
“パラダイス破壊計画”というゲームのCMキャラクターも務めていて、彼自身もそのゲームのプレイヤーだという。
とあるファンがインターネットにBiiとゲーム友達になった、と書き込んだ。
その書き込みを疑った人が「その人が本物のBiiなら、50人分のフライドチキンをおごる」とコメントを書き、そのやりとりをBiiのFacebookで伝えると、Bii本人は「はい、それは僕だ。」と認めたのだった。
フライドチキンをおごると書き込んだ人は実際に北投公園でおごったという。
この“フライドチキン”事件はこれで終わりではない。
Biiがこの一件を知り、NTD$3000元(9620円相当)を知人に持って行ってもらい、「今日は僕がおごる。」とカードにメッセージを残した。
ルックスだけでなく中身までかっこいい、それがBiiだ。
これからも彼の活躍から目が離せない。
=INFORMATION=
Bii(ビー)/本名:畢書盡Bii
1989年7月7日生まれ
Instagram:@vlftjwls
Facebook:https://www.facebook.com/eagleBii