今回は韓国人の休暇の過ごし方を探ってきました。国外に旅行に行くことも最近は増えてきたようですが、遊べるところは国内にも沢山!一体どんな休暇を過ごしているのでしょうか?
休暇中の旅行先ランキング(国内)
1位 済州島
2位 釜山
3位 江原道
済州島や釜山は日本人にも人気ですが、韓国人にも人気の高い観光地。移動時間がかかるため、長期休暇を取れる時期に行く人が多いようです。特に、済州島はキレイなビーチや世界遺産など観光できる場所が目白押しなので、老若男女問わず人気の高いスポットです。
続いて3位の江原道ですが、こちらはソウルから一番近いビーチがあるエリア。「雪岳山」の国立公園もあり、近場でゆっくりしたいという方にも人気のエリアです。
今回はそんな「江原道」にある「春川」と「加平」に休暇に行くご一行にお邪魔してきました!ソウルからわずか1時間程度で行けるので、参考にしてみてはいかがですか?
●江村レールバイク
江原道の「春川」にある人気のレジャースポット「江村(カンチョン)レールバイク」。
廃線になった線路を利用して、2~4人乗りのレールバイクでおよそ8kmの距離を走ります。田舎ならではののどかな風景や、真横に流れる「北漢江」景色を見ながら楽しめるので、8kmの距離もあっという間。途中には様々な仕掛けも用意されているので、飽きることなく進めます。友達同士はもちろん、カップルやファミリーで訪れるのもオススメ。
=INFORMATION=
江村レールバイク
住所:강원도 춘천시 신동면 증리 323-2
江原道 春川市 新東面 甑里 323-2
電話番号:033-245-1000
営業時間:9:00~18:00(出発は1時間に1本程度)
●南怡島(ナミソム)
春川観光の定番中の定番といえば「南怡島(ナミソム)」観光ではないでしょうか?
韓国ドラマ「冬のソナタ」で日本人観光客も多く訪れるここ、南怡島は韓国人にも定番の観光スポット。2006年から「独立国家ナミナラ共和国」として新しく生まれ変わり、有名な「メタセコイヤの並木道」をはじめ、見所も充実しています。自然たっぷりの島内には、ダチョウや野生のリスが見れる他、サイクリングなども楽しめるので、カップルのデートスポットとしても人気の高い観光地です。
=INFORMATION=
南怡島
住所:강원도 춘천시 남산면 방하리 198
江原道 春川市 南山面 芳荷里 198
031-580-8114
営業時間:南怡島内の店舗10:00~17:00
●春川明洞タッカルビ通り
春川の名物料理といえば「ダッカルビ」。甘辛いソースで味付けした鶏肉をキャベツやサツマイモなどの野菜と一緒に専用の鉄板で炒めた、日本人にも人気の韓国料理のひとつです。
ここ「春川明洞タッカルビ通り」は春川の中心部にある小さな通りで、ダッカルビの専門店が約20件、軒を連ねています。60年代頃に誕生したといわれるダッカルビは、鉄板で焼くスタイルと炭火で焼くスタイルの2通り。通りを歩いていると、おばちゃん達が声をかけてくれるので気に入ったお店に入ってみよう。
●春川ダッカルビ(鉄板スタイル)
真っ赤なソースが食欲をそそるダッカルビ。注文するとお店の店員さんが目の前で調理してくれるので、あとはおまかせ。プリプリの鶏肉の他に、色々な野菜やトックが入ってボリューム満点。トッピングでうどんを注文すれば、韓国風焼きうどんも味わえる。シメのポックンパも欠かせない楽しみのひとつ。ピリ辛だがクセになる味わいで、満腹になっても手が止められない。ソウルで食べるダッカルビとは一味違った美味しさがあるので、春川に来たら是非試してみて欲しい。
●春川ダッカルビ(炭火スタイル)
一般的によく知られているダッカルビとは一味違う「炭火焼き」スタイルのダッカルビ。専用のソースに漬け込まれ、真っ赤になった鶏肉を炭火でじっくり焼きながら味わいます。ダッカルビといえば鉄板のものが主流になっていますが、元祖ダッカルビは本当なコチラのほうなんだとか。一口目は辛さが口に広がりますが、鶏肉を噛みしめるごとに甘みも感じられるので、辛いモノが苦手な人にもオススメしたい。サンチュに巻いて食べるなど、お好みの食べ方を楽しむのも良い。
=INFORMATION=
春川明洞タッカルビ通り
住所:강원도 춘천시 조양동, 일대
江原道 春川市 朝陽洞, 一帯
営業時間:10:00~23:00(※店舗により異なる)
ペンションを楽しもう
江原道休暇の楽しみの一つといえば、「ペンション」での宿泊。
ソウルのホテルでは体験できない、リラックスした時間を過ごすことができるとあって、韓国の若者たちにも人気の様子。グループやカップルで訪れるケースが多く、宿泊先でBBQやサイクリングを楽しみながらのんびりとした一日を過ごしてみるのも有意義な体験。オススメは「北漢江」沿いにあるペンション。比較的リーズナブルでモダンなスタイルのペンションも多く、日中にはリバースポーツやバギーツアーも楽しめる。
いかがだったでしょうか?このほかにも、江原道(春川)には楽しいアクティビティが沢山あり、1泊では足りないくらい。ソウルから電鉄京春線でわずか1時間と、気軽に行ける距離なので、是非足を運んでみてくださいね。