韓国の夏といえば!もはやかかせない韓国文化の一つとなっている「치맥(チメッ・チメク)」。
「チメッ」とは「チキン」と「メクチュ(ビール)」を掛け合わせた造語で、若者だけでなく幅広い年代にまで浸透している流行の言葉といえます。退勤時間が近づいてくると、「今夜はチメッ行く?」などというセリフが飛び交うと、夏になったなぁ~と感じさせられます。今回はそんなチメッが楽しめる韓国のチキン屋さんをご紹介。地元の人たちに紛れてチメッを体験すれば、韓国人に一歩近づけるかも!?
NOO NA HOLDAK(ヌナホルダッ)
2011年に弘大に1号店をオープンし、現在では韓国内に約60店舗以上のフランチャイズ店を持つこちらのお店「NOO NA HOLDAK(ヌナホルダッ)」。油で揚げるフライドチキンのお店が多い中、こちのお店ではオーブンで焼き上げるチキンを提供していて、ヘルシーだと話題になり女性のファンも多いよう。
「ヌグナ、ホルタッ、パナン、ダッ」は「誰もがほれ込むチキン」という意味があり、その言葉を略してこの名前にしたんだとか。オーブンで焼いただけとは思えない、香ばしいチキンは他ではなかなか味わえないヘルシーなチキン。
●テンチョスンサルチキン
オーブンで焼いただけのオーソドックスなメニューも人気だが、あらかじめヤンニョムに絡めてある「ヤンニョムチキン」を注文するお客さんも多いんだとか。ガーリック味やコチュジャンソースなど、色々なヤンニョムチキンがメニューに並んでいる。今回試して頂きたいのはこちらの「テンチョスンサルチキン」。
一般のヤンニョムチキンもピリ辛で美味しいが、こちらのメニューは韓国人も驚くほど辛いソースに絡められたチキンなんだそう。一口目はあまり辛さは感じず、普通のサクサク美味しいチキン。2、3口と食べていくと、だんだんとスパイシーさが感じられ、最後には唇がヒリヒリするほど。あまりの辛さに、ビールがグイグイと良くすすみます。
韓国のチキンは骨付きで食べづらいという日本人も多いのですが、「スンサルチキン」は骨なしのチキンで、カリカリの衣の中からはじゅわっと肉汁があふれ、食べてみるととってもジューシー。片手で簡単に食べられるのも嬉しいポイントですね。
こちらのお店は、ベイクドチキンのほかに野菜でチキンを巻いて食べるメニューや、トッポッキ感覚のチキンなど、チキンメニューのレパートリーも豊富なので、飲み会や学校の打ち上げなどにもオススメ。激辛チキン、辛さに自信のある方は是非トライしてみてはいかが?
=INFORMATION=
NOO NA HOLDAK(누나홀닭/ヌナホルダッ)弘大店
住所:서울시 마포구 동교동 164-8
ソウル市 麻浦区 東橋洞 164-8
電話番号:02-332-6663
営業時間:平日15:00~02:00 週末13:00~03:00