ソウルファッションウィーク 2018S/Sより、今回はオフショーとして開催された87MM(パルチルエムエム)をレポート!
オフショーとはソウルファッションウィークのメイン会場である東大門デザインプラザ(DDP)とは異なる場所で行われる為、小規模ながらもよりブランドのコンセプトに沿った自由な演出で進行されます。
江南区にあるホリムアートセンターにて発表された87MMの2018S/Sコレクション。
2018S/Sシーズンのテーマは、”MR.TIRED AT MYTISTCLUB”
87MMは”No concept but good sense”をスローガンに掲げ、視覚的デザインを追求するよりも素朴でシンプルなアイテムを生み出してきた人気ブランド。モデルのキム・ウォンジュン、パク・ジウンが立ち上げた事もあり、日本でも高い人気を誇る韓国ブランドのひとつです。
ゲストは入り口でオリジナルの白衣を羽織ってから入場。来場者も演出の一部となる”体験型”プレゼンテーション形式で発表されました。
会場は白に埋め尽くされた空間。壁や天井はもちろん、床にまで真っ白な砂が敷き詰められているエリアも。
2018S/Sコレクションのアイテムを身につけたモデルたちがそれぞれ台の上に立ち、ウェイター風のモデルがラジカセとスニーカーが乗ったトレーを手にゆっくりと場内を歩き回るという不思議な演出。
モデルは全員くるくるヘアーのウィッグを深く着用。
この距離まで近づき、ディテールが確認出来るのはプレゼンテーション形式ならでは!!
様々なトーンのグレーを使ったアイテムが多く見られる中、鮮やかな紫のルックも発見。
ブランド名が英語でデザインされたマフラーは男女問わず人気アイテムになりそうな予感。
斬新な演出で来場者を非現実的な空間へと連れ出してくれた87MMのコレクション。
“No concept but good sense”をブランドのスローガンに掲げている87MMらしく、これからも”good sense”を見せてくれそうです!
=INFORMATION=
HP:http://87mm.co.kr/
オンラインショップ(JP):http://87mm-japan.com/index.html
Instagram:@87mm_official