大豆料理に多く含まれる「大豆イソフラボン」。女性の体内で作られる美肌のもとになる成分「エストロゲン」と似た効果があるとされ、短い期間しか作られないエストロゲンの代用成分として、多く取り入れると良いとされています。
日本の大豆料理といえば、納豆や豆腐などを思い浮かべると思いますが、実は韓国でも「大豆料理」は昔から積極的に食されているんです。今回は、そんな大豆を使った料理が楽しめるレストランをご紹介。
韓国の某テレビ番組で紹介され、ソウルで一番美味しい「コングクス」専門店の認定を受けたレストラン「사계진미(四季珍味)」。
もともと人気店ではあったようですが、テレビで紹介されてからは有名店として愛されるようになりました。それもそのはず、こちらのお店では国産(韓国産)の大豆のみを使用していて、味はもとより、品質にも徹底的にこだわっているんです。
日本人にはあまり馴染みのない「コングクス」は、大豆をドロドロになるまですり潰して濾してから、冷たく冷やした大豆スープに麺をいれていただく代表的な大豆料理の一つ。
簡単に言えば豆乳スープでいただく冷たい麺で、栄養たっぷりのスタミナ食としても知られています。お店によってスープの濃さはそれぞれですが、こちらの「サゲヂンミ」でいただくコングクスはカルボナーラのようにとっても濃厚。水っぽいスープのお店もよく見かけますが、高級感のあるこの濃さが人気の秘密のようです。
コングクスを美味しくいただく秘訣は「キムチ」にあります。そのままいただくと物足りなさを感じるコングクスですが、キムチに絡ませていただくのが一般的。キムチの辛みと濃厚な大豆スープがほどよくマッチして、更に奥深い味わいに。
食べず嫌いの方も多いコングクス、韓国流にいただいてみると新たな美味しさを発見できるかもしれませんね。
コングクスの他に、スンドゥブチゲやユッケジャンなどの食事メニューも人気のよう。中でも自家製豆腐を使用したスンドゥブチゲは、濃厚な豆腐の味が感じられると、コングクスとセットで注文するお客様も多いんだとか。
海鮮ベースのスープなので、魚介の旨みが濃厚に出ていて豆腐との相性もバッチリ。シェアして色々試してみるのもオススメです。
「石村湖(ソクチョンホス)」から徒歩すぐのこちらのお店。食事の後は、湖の周辺を散歩してみるのも気持ちよいかもしれませんね。健康的で美味しい料理が食べられるので、是非足を運んでみてくださいね。
=INFORMATION=
사계진미(四季珍味・サゲヂンミ)
住所:서울시 송파구 석촌동 3
ソウル市 松坡区 石村洞 3
電話番号:02-420-9199
営業時間:11:30~22:00(日曜日は5~8月のみ営業)