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アラサーのBTSエッセイ

はじめまして!
雪国在住のアラサー。
Aimuです。

Kpopとの出会いは2015年に会社の仕事の一環で行かされたコンサートで超新星(現Supernova)にハマったこと。あの頃は池袋に住んでいて、新大久保に通ってました。

去年の6月から大好きなのが世界的スターBTS(防弾少年団)。

私は好きなアーティストが出来ると、その人たちの軌跡や人生観を通して、自分の人生を作り替えようとするところがあるなあ。

BTSって20代の男の子達のK-POPグループなんだけど、パフォーマンスや曲のクオリティの高さはもちろんだけど、コンセプトやメンバー一人ひとりの考え方や人間性が深い。

曲のタイトルに「ペルソナ」、「インナーチャイルド」「シャドウ」とか心理学用語が使われてたり、メンバー自身がたくさん自己対話しないと書けないような歌詞が多い。
(ユング心の地図って本がアルバムのコンセプトになってたりする)
 
 私の周りの20代の男子、それ以上の年齢の男性見てても、こんなに内観してる人は見たことない。

AV監督の二村ヒトシさんが言う「インチキ自己肯定」みたいな自分と向き合うことなく、表層でポジティブに振る舞う人が多い気がする。

だから、素直にすごいなって思った。

内観って自分のダメなところと向き合ったりしないといけないから、つらいし。

今回はBTSのリーダーのRM(ナムジュン)さんのWeverseマガジンのインタビューに共通点を感じたので紹介してみます。

Weverse magazine(https://magazine.weverse.io/article/view?lang=ja&num=62

ビルボード1位、グラミー賞ノミネート、世界中にファンがいてコンサートしてて、国連でスピーチしたりしてるナムジュンさんが、自分を「ただの韓国の27歳」って言ってる。

私、18歳までほぼアシスタントイングリッシュティーチャーしか外国人いない封建的なクソ田舎で育って、海外が憧れだった。初めてラオス行ってハマって、国際協力の仕事しようと、学びに行った。日本だったけど、9割外国人で、私のクラスは自国で1000倍の倍率勝ち抜いたような政府職員がほとんどだった。
3週間しか語学留学したことなくて、授業全部英語、衣食住共にする初めての異文化。優秀すぎるクラスメイト、会社派遣の日本人に押し付けられる暗黙ルール、自分が日本人だと思い知らされた。

規模とか話にならないくらい違うけど、なんか共感した。

とにかく世界を目指して、扉を開けたら、そこは広くて、まだまだ上があって、自分はただの日本人(あるいは韓国人)でしかないんだなって、冷静にそう思った。

ある種のあきらめだったりするけど、それが起点になったりする。

BTSの楽曲に韓国の伝統的な音が使われてたり、韓服でパフォーマンスしてるのもそうかなって思う。

広い世界にポツンと立って、エゴとか見栄とか虚勢をはいでいったさきに残る自分。

国籍とか容姿とか年齢とか、変えられないものを受け入れて、それから発信していくもの。

BTSがこれからどう発信していくのか、それを見るのが楽しみ。

BTSがただ歌って踊るだけのアーティストにとどまらず、社会に大きな影響や変化をもたらしているので、このコラムでは、大好きなBTSをいろんな視点から書いてみたいと思います。

はじめての挑戦でドキドキしていますが、楽しんでいただけたら嬉しいです。

Aimu

去年の6月にBTSにハマったアラサー。コンセプトも曲も生きる姿勢も大好き♡韓国ドラマ、韓国料理やコスメも大好き♡愛用中♡
2015年ごろ、池袋に住んでた頃は新大久保に時々出没。会社の仕事でたまたま超新星(現Supernova)のライブに行く。TroublemakerやHyunAも好きだった。BTSについて独自の視点で発信中!

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